『空想怪獣のうた』 電線類地中化計画。 いずれ、全ての電柱は地中に埋まるのだという。 そうしたら 今ある小説、詩、歌の中の電柱は、どうなるのだろう。 誰も知らない空想怪獣“デンチュウ”となって 未来の街に、孤独に佇むのだろうか。 羽休めの回数がグンと減ったカラスは 筋肉張った平成のプテラノドンになるのだろうか。 その頃、このメロディは 誰かの耳に 届くだろうか。
photo by「桂田」様 2017.11.05