『カタツムリ』 聞きたくないから、聴いていた。 聞いていなければ、知らなくていいのだと、 自分勝手な言い訳をしていた。 けれど そうして殻にこもればこもるほど 渦巻く自分の声が、耳障りだった。
photo by「清太郎」様 2017.07.01