『後日憚』

今日は、昨日の後日譚。

例えば366日目とか
1001年目のように

世界はどこまでも
果てしないのだ。


photo by「渡邊浩太」様
2016.05.22






ふとした瞬間、小さな風を感じる時がある。

それはキラキラと輝く鱗粉を含んだ、
妖精の羽ばたき。

幻想の森は、いつでも私の傍らにあるのだ。






私が生きていくのは、
奇跡も魔法もないコンクリート製の世界。

穏やかで幸せな夢は素敵だったけれど、

寝惚けた体に染みわたる
よく冷えたアイスコーヒーは、

そう悪くない味がした。