『ホワイト・クリスタル』

冬の空に息を吐きかけたら、
キラキラ白く輝いていた。

積もり積もった心は、
その一つ一つが
雪の結晶みたいに繊細で、

扱いが難しい。

おそるおそる言葉にしてみると

柔らかな陽光に、
解けるように溶けていった。

透き通るような、冬の日。


photo by「にゅま」様
2015.12.26




靴を飛ばさなくなった。

立ち漕ぎしなくなった。

鎖を絡めなくなった。

いつの間にかとっても、お上品な私ですの。



冬にこそ、アイスが食べたくならない?






いない いない ばあ

あなたが いない

わたしも いらない