『A.M.サボタージュ』

家を出る時間が、少しだけ遅くなったから。
いつもの通学路に、飽きてしまったから。
体育のマラソンに、あまり気のりがしないから。
あなたに、会いたくないから、サボタージュ。

気が向いたら午後から行くわ。


photo by「悠」様
2014.12.14










耳障りな静寂が支配する世界に、私は独りきり。 あなたの落ち葉を踏む軽快な音が、 張りつめた空気を破裂させてくれるのを待っているの。